皆さん、「リフレクソロジスト」という仕事をご存知ですか?リフレクソロジストとは、お客様の症状に合わせてリラックスさせたり、コリを解したりする仕事です。この仕事は、「リフレクソロジー」という療法を用いており、大きく分けて「西洋式」「東洋式」の2種類があります。西洋式は、専用のパウダーを用いてソフトな刺激で解します。一方東洋式は正反対で、指の関節や棒を用いて手足のツボを刺激させます。
では、「リフレクソロジー」の歴史を見てみましょう。
リフレクソロジーは、日本語で「反射療法」と呼びます。人の体の一部を押して、癒す手法は約4000年前のエジプトから始まりました。リフレクソロジーという療法は、アメリカが発祥と言われています。ウィリアム医師が、ある患者が手足を押し付けているのを目撃し、それに関した研究をした所医学的に「痛みを和らげる」効果があることを発見し、「ゾーン・セラピー」という本を出版しました。そのほかには、理学療法士のユーニスが身体の各部位に対応する「フットチャート(足の地図)」を発見しました。
リフレクソロジストになるためには、二つの選択肢があります。まず一つ目は、専門学校やサロン直営のスクールに通い、本格的に専門的な勉強します。お手軽な90時間から1年間まで勉強ができ、資格取得ができます。そして、二つ目は通信教育で、子育てや主婦で忙しい人にオススメだと思います。専門的な勉強をし資格を取得した後は、病院などの医療施設で働いたり、自分でサロンを開業するなどの道があります。さらに、キャリアを伸ばしたい人には、アロマセラピーなどの癒し系の資格を取得する道もあります。看護師の方が、この資格を持っていると役に立つかもしれませんね。
似たような資格で「リンパドレナージ」という資格もあります。最近、神奈川県で初めて「リンパドレナージ」を行う看護師が誕生したということが話題になっていますが、そのほかの癒し系の資格にも看護師としてのキャリアアップに影響する資格があるかもしれません。